Rubber Bands
PultecスタイルのEQで、夢見た音色を実現
素晴らしきステレオ
多くのサウンドエンジニアは、パッシブイコライザーがデジタル音楽制作における、諸悪の治療法であると信じています。IGS Audioが放つ Rubber Bands Equalizerの特徴は、ステレオ構造であり、1%以内の精度でコンポーネントを手作業で選択することにより、双方のチャネルを完全に同期して操作できます。 入力と出力は、トランスフォーマー・バランスにより構成されています。
オーガニックアンプ
Rubber Bands EQは、2つのブロックで構成されています。最初のブロックは、EQP-1Pultecイコライザーでよく知られているクラシックなパッシブフィルターです。 2番目のブロックは、Organic Ampと呼ばれる特別に設計された2ステージの真空管アンプです。
イコライザーによる、同帯域のカットとブーストは、如何にもプロフェッショナルらしいサウンドを生み出します。
EQによる音の形状
Rubber Bandsは4つのセクションに分かれています。2つは低音用、2つは高音用であり、周波数は段階付きスイッチノブで選択することができます。ブースティングとカットは継続的に制御され、搭載されている主な機能は、Bass Boost、Bass Cut、High Boost(Qを選択可能)、およびHigh Cutです。特定の周波数のブーストとカットを同時に行うことができるフィルターの相互作用により、驚くべきサウンドエフェクトを生成できます。
グループ会社の運営するレーベルからの楽曲を用いたデモ動画
500シリーズのRubber Bandsを用いたドラムバスミックスの一例
IGS Audio Japanから、おすすめの使用方法
・ドラムミックスバス
バスコンプレッサーと共に、もし導入することができるのであれば、何にも勝るツールになることは間違いありません。太く強力なキック、明確な輪郭を持つスネアを演出でき、他では真似のできないサウンドを作り上げることができます。
・エレクトリック楽器の系バスミックス
強烈な低音の演出や、垢抜けた注高音を奏でさせるのに最適なソリューションとなり得ます。特にリズム系が強調されたトラックに対して、デジタル領域のみでは付加することの出来ない、リッチな空間美を作り上げることが可能です。
・マスタリング
完成されたPultec EQの特質と、IGS Audioならではの濃密なリッチテイストは、楽曲全体に対して華を添えてくれるでしょう。どうしても薄くなりがちなDAW内だけの作業から解放され、多くの可能性を楽曲に与え、数ランク上質の世界へとこのEQが連れて行ってくれます。